【格安スマホ】なぜキャリアはMVNOに回線を貸し出すのか?

MVNO

巨額の設備投資を要しないにしても、それだけでは説明が付かないほどMVNOの料金は破格の安さだ。そもそも、キャリアが競争相手のMVNOにわざわざ回線を貸し出すのも腑に落ちない。

結論から言うと、キャリアにはMVNOに回線を貸し出す義務がある。日本の通信料金が諸外国と比べて割高なのは、ドコモ、au、ソフトバンクの3社が料金以外の部分で顧客の囲い込みを競争ばかり繰り広げているからで、総務省ではこれを「協業的寡占」と呼んでいる。

そこで、総務省は、キャリアに電波を割り当てる代わりに、MVNOへの回線貸し出しとその接続料に引き下げを求めてきた。MVNOが格安の料金を提示できるのは、キャリアに支払う接続料が今後さらに引き下げられることを見越して、それを先取りする形で料金を設定しているからだ。

なお、キャリアが販売する端末のSIMロック解除が義務付けられたのも、消費者が手持ちの端末でMVNOに移転しやすい環境を作り、料金面での競争を促したいという総務省の移行によるものだ。

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